アナログ生活


昨日の早朝に発生した、淡路島付近震源のM6.3の地震。
建物被害や液状化現象が出ているとのこと。。
被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日の地震速報で即座に頭をよぎったのは、やはり18年前のこと。。

上の写真の携帯ラジオ、
これは、1995年1月17日の阪神淡路大震災が起きたその日に購入した物です。

当時、私が勤めていたタロットのお店(魔女の家 仙台)の本店は神戸市にあるのですが、
地震発生直後、全く電話が繋がらなかったため、僅かな情報でも得ようと、
この小さなラジオを購入して一日中お店で付けっ放しにしていました。
(その後、幸いなことに神戸のお店が最小限の被害で済んだと知った時は、オーナーと二人で胸を撫で下ろしました。)

以来、この携帯ラジオは緊急時に取り出すように。。
それでも、子供が生まれてからは使う機会が減り、本棚の奥にしまい込んだ状態だったのを久々に取り出したのは、
2011年3月9日。。東日本大震災の『前震』が発生した時でした。

何年も放置していたため、完全に錆び付いた電池。
それを何とか取り外し、新しい電池と交換すると、多少のノイズは入るものの問題なく使える状態に再生。

そして2日後の、3月11日。。

あの異常な揺れで、寝室の入口付近の本棚が倒れ、僅かな隙間から辛うじて中に入り、
ベッドの枕元にあったこのラジオのスイッチを入れると、恐ろしいほど緊迫したアナウンサーの声が、
大津波の発生による避難を何遍も何遍も呼び掛けていました。

改めて言うのも何ですが、
大規模地震などの非常時に、携帯ラジオは思い掛けない命綱になります。

携帯電話やスマートフォンも、アプリなどでラジオを聴けたりしますが、
本当の非常時では、バッテリーを持たせるため、通話以外の機能は極力使用しないのが得策です。

3.11を経験して痛感したこと。
それは、どんなに便利なデジタル生活も、
非常時には一変して、すべてが『 アナログ 』に還るということです。

それは一見とても不便に感じるかも知れませんが、
ある意味 『 自分の足で立つ 』という原点に帰れる、大きなチャンスなのかも知れません。

特に震災後よく感じることですが、
天災や人災による被害はとても不幸な出来事に感じますが、
裏を返せば、途轍もない一大転機のチャンスと紙一重ではないかと思います。


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