サイコメトリー
- CATEGORY: TAROT & SESSION

今回は『サイコメトリー "Psychometry" 』についてお話しします。
サイコメトリーは特に(何故それが読めるのか不明な)不可思議でサイキックなものかも知れません。
私が初めてサイコメトリーをしたのは7~8年前。
クライアント様から『(私なら)分かるんじゃないかと思って…』と、パートナーの品物を持参されたのがキッカケです。
サイコメトリーは、物質に宿る(とされる)残留思念を読み取るリーディングですが、私自身、何故それが感じ取れるのかは分かりません。
特定の人物に由縁ある品物に直に触れることで、その人のリアルな思念がダイレクトに流れ込み、そのリアルな思念を出来るだけ詳しく分かりやすく感じるままにリーディングします。
タロットリーディングは極めてニュートラルに読み取る世界ですが、サイコメトリーは特定の人物の思念に(おそらくハートチャクラを)シンクロさせるため、リーディングする側の感覚としてはとても生々しくエモーショナルに、対象者の思念を受け取ります。
まるで、その方の意識に私自身がシンクロする感覚でリーディングするため、タロットのような『ワンクッション・ツール』を省いて、直にその方に触れて読み込む感覚です。
特にダイレクトに感応できるのは、普段から身に付けていた愛用品、またはプレゼントされた品物など。
その方が愛用していた物ほどハッキリとリアルな思念にシンクロ出来るようです。
(時には、当人の名刺・写真・直筆のメモ等という場合もありますが、それでも可能です)
殆どはクライアントが(その時点では)予想していない、相手の深い思念・意識がリーディングされるため、それに意表を付かれて涙する方もいますし、驚きつつも至極納得される方もいらっしゃいます。
感受性の領域で『なんとなく、こう感じている(直感している)』ものの、理性や理屈で覆して『そんなはずはない』と否定してしまいそうな想いに対して、ある種の審神(さにわ)のような役割を果たします。
いずれにしろサイキックなことは確かですが、私自身なぜサイコメトリーが出来るのか不明です。トレーニングしたわけでもなく、サイコメトリーが出来るようになりたいと願っていたわけでもありません。
ただ、いずれにしろ私という人間は『媒介者的な性質』があるようで、『なにか感じますか?』と問われた瞬間スイッチが入って、一気にリーディングが入る傾向があるようです。
それは人間の原始的な感受性みたいなものなのかも知れません。
兎にも角にも、その方が『知りたいこと、理解したいこと』の橋渡しとして、お役に立てれば良いと思います。
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