自然の神々

何年か前に発売されたゲームソフトに、『田舎暮らし』というシュミレーションゲームがありました。

15歳の主人公が、母親の故郷である沖縄の離島を生まれて始めて訪れるというストーリーで、現地の暮らしがとてもリアルに描写され、疑似体験できるという内容でした。



三線(サンシン)あり、本場の方言も満載というだけで惹かれ、私は販売当初に購入。

それを最近、子供達が引っ張り出して遊んでいたので、久しぶりに一緒に眺めていたら、とても重みのある感動的な場面に出逢いました。



神事を司るユタが、立派なガジュマルの木がそびえる御願所(うがんじゅ)で静かに語る台詞…。



 この木は、人間が生まれるずーっと前から、この大地を見守っている。

 それに比べたら、人間の営みなんて、まだまだ日の浅いものさ。

 だから、古くから在る自然や先人の魂を敬い、感謝の気持を持つのは大切で自然なこと。



実際の台詞には、もっともっと心に深く染み込むような趣があるのですが、この様に現実の芯に触れる素朴な言葉を、ゲームというヴァーチャルな世界で聞けたことに感動しました。



自然に宿る神々に見守られて生きているという意識は、生への感謝そのもの。

そして、与えられた「縁」を出来る限り大切にしようという想いに通じます。

沖縄や本島に限らず、この様な意識が自然に根付いている大地の人々には、お金で買える“美”とは対極にある、魂の美しさ・気高さがあります。仮に都会に在っても、その様な心を失わないだけでも、人は本来の輝きを放つものなのかも知れません。



私のリーディングルームの一角には、もう25年以上も共に居る、Baliの木彫り人形(約5kg)が鎮座していますが、これは先のユタの言葉に通じる、私なりの想いを宿す象徴となっています。



ともあれ、自然の神々と一体化しているスポットには、ナチュラルな時と清らかな気が流れています。





(石垣島に生えるガジュマルの根)

※Photo by (c)Tomo.Yun



★峰レアのHP 『SOUL JAM.』


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