節度とバランス

謝罪会見というより、公開尋問のようなマスコミにメディア・ジャックされたのかと思わされた、亀田家長男・興毅選手と協栄ジムの会見。

昭和のある時期、都内の新日本木村ボクシングジムに所属していたことのある主人が、問題になった亀田家二男の世界タイトル戦を見ていた時、あれは単に勢いによる反則ではないような見解をしていた。
(当時主人は、同ジムの上山選手のスパーリングを務めたこともあった。)
特に、サミングという反則行為は、ある種の技術を要するらしい。

ボクシングは、フェアでなければ成立しない世界。
ただ、反則行為について詰問するマスコミは、相変わらず検事や陪審員のようだった。
私の場合はアンチも何もなく、以前から異常な担ぎ方のメディアと、キャラクター以上に強烈な子供への母性を感じさせる亀田家の父親、双方のスタンスに注目していた。
極度に親密なギブ&テイクの癒着関係は、節度を越えれば脆く崩れる。
その退き際を誤ると、今回のようなことになってしまう気がする。

会見中、男手一つで自分達を育てた父親への猛烈なバッシングと必死に向き合っていた興毅選手の表情は、様々な生い立ちを感じさせるに足る一人の少年だった。
全国に映されたあの姿を見ていて愉快な気分だった人は少ないのでは?
すると、その機を見逃さない蛇のようなリポーターが、急に手のひらを返したような声で、「お父さんの、どんなところが好きですか?」と始まった・・・!
ムシズが走った(マスコミに)。久々に、マグニチュード7.0以上の 不快指数を感じた。

スポーツにはフェアプレイが必要なように、メディアとの利害関係にも節度とバランスが必要。マスメディアの煽動の挙句の「奇妙な自浄作用」というものを、改めて見せつけられた気がする。
でも、これからは周囲に煽動されず新たに歩めばいい。未来があるんだから・・・。

それと・・協栄ジムの金平会長は、「マトリックス」のモーフィアスに似てきた気がする・・・
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1 Comments

ami  

No title

ボクシング問題にしろ何にしろ、まともに報道する番組はないのかな~と思ってしまいますね。
金平会長、誰かに似ていると思っていましたが、、
確かにモーフィアスですね♪ 鋭いっ!(^・^)

2007/11/05 (Mon) 10:32 | EDIT | REPLY |   

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