上田現さん。。。

大好きなアーティスト、元レピッシュの上田現さんが一昨日亡くなった。
今朝、TVで映像を見ても・・・やっぱり実感が湧いてこない。
闘病中だとは聞いていたけれど、ショック・・・。
こないだ(雛祭りの日に)47歳になったと思ってたばかりなのに・・・
絶句でした。

KARAKURI HOUSE(89年)の頃に初めてレピッシュのライヴを見ているんですが、あのレピッシュが、当時コーンさんとトムさんが司会を務めていた『夜のヒットスタジオ』へ出演する時は、あまりに嬉しくて記念録画したほど、私に浸透していたアーティストでした。
まだ渡辺祐さんや町山さんがいた時代の 雑誌『宝島』は、10代の頃の私のバイブルでしたが、あの時代、そこには国内の優れた音楽人達の黎明期が克明に記録されていました。
じゃがたら、ボ・ガンボス、ミュートビート、スカパラ、そしてレピッシュ・・・

レピッシュ時代から「現ちゃん 現ちゃん」と慕われて、当時(20代)から既に ヤンチャで可愛いお爺ちゃんみたいな雰囲気があって、内田百閒が好きで、語り口調は知的で穏やかな関西弁(兵庫県出身)で・・・。作り上げる音楽は、レピッシュ時代から珠玉の名曲ばかり・・・。

それから時が流れ、あの『ワダツミの木』という曲の作者に「上田現」のクレジットを見た時は、心の中で よっしゃー!!と小さく叫んだほどでした・・・あまりの嬉しさと感動で。

上田現という人の創る音楽は、あらゆる死角を映す水面のようでした。
男女の死角、心の死角、愛情の死角、この世の死角・・・。
言葉に出来ない、説明できない部分を、これ以上ないほど繊細に綴る事の出来る鬼才でした。
此処でも何処でもない、でも明らかに存在する心の空間を奏でる音楽詩人でした。
いたたまれないほどの感動を与える音楽を創った人でした。

でした、でしたと、過去形で書いていることが未だ信じられない朝です。


現ちゃん ありがとう
そして、どうか安らかに・・・・・    合掌。


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