「Miss 茉莉」と子供の名前

Miss Jasmin #

昨日の暴風雨は凄かった。定休日で良かった!と思ってしまうほどの豪快な降りっぷりでしたが皆様の所は大丈夫でしたでしょうか。
打って変って、今日は台風一過のような晴天。外の緑がキラッキラに輝いて目が痛いほどです。

ところで先日またLUPICIAで、リーディングのゲスト用にお茶を数点仕入れて参りました。
まずは、ルピシアで最高クラスのジャスミン茶『Miss Jasmin #』。
最初はノーマルグレードのジャスミン茶葉にしか気付かなかったんですが(何しろ種類が多いので)、この茶葉を嗅いでみたら、もう本物のジャスミンの花を彷彿とするほど芳しくて、すぐにこちらのジャスミン#に変更しました。お値段にも格段の差が・・・。
ジャスミンはインドネシアの国花。花はインド原産。でも茶葉の殆どは中国原産。
このお茶を淹れると、部屋中がジャスミンの花に包まれる。もはや、アロマ茶です。

ジャスミンは「茉莉(マリ)」と表記するんですね。
森茉莉さんの「茉莉」。・・・素敵な名前だと思っていたら、そうか ジャスミンのことだったか・・・。
ジャスミンは可憐な白い小花で、幸福感を感じさせるほど甘く妖艶な芳香を放ちます。
鴎外が愛娘に名付けた(であろう)茉莉という美しい名から、その愛情の深さを感じてしまいました。

私事ですが、12年前の6月に最初の子が生まれる時は、男の子ということで、かつてボクシングをしていた主人が某拳闘アニメからそのまま命名すると決めていたので、百歩譲って口を挟みませんでした。
それから二年後に娘が生まれる時は、もう絶対に私が名付けると誓っていたわけです。
その時の筆頭候補だったのが、花の名前。それも、ノウゼンカズラの学名「シイ」・・・。
「ノウゼンカズラ」は初夏から夏にかけて、南国風のオレンジの花を咲かせるツル科花木。
あのオリエンタルな橙色の花々を見ると、不思議と気分が高揚してしまう、大好きな花なのです。

しか~し、「シイ」には人名に使えない漢字があったので泣く泣く断念。
考えた末、娘の名前には、日本の最古の万葉漢字に「珠」の字を加えました。
でも「珠」はタマと読まずに「ミ」と読みます。
『とこしえに輝く珠のように・・・』という意味を込めた名前。

しかし当然ながら、「珠(ミ)」が誰も読めない!辞書によっては(ミ)の表記も加えているのもあるんですが、読めるわけがない(私も知らなかった!)。大抵、最初は「●ジュちゃん」と読まれます。
探したら、とある俳句同人誌の季刊誌が同名で、読み仮名も同じでした。あるではないか。

しかし当の娘は、「真珠」に因んで付けられたと思いたいようで、「本物の真珠が欲しい」と真顔で言うのです。
仕方なく、お店に連れて行き「淡水パール」のブレスレットを作ってあげました。ちっちゃなお子様サイズ。
本物の真珠は、大人になったらプレゼントしてあげるからね・・・

でもこれは彼女にとっては宝物らしく、勉強机の棚にキレイに飾ってあります。女の子だなぁ・・・
おかしいのが、息子もキレイな石が大好きで、自分もブレスレットが欲しいなどと言うのです。
まあ、どっちかというと妹が羨ましいんでしょうね。次回は彼にカッコいいのを作ってあげます。

ジャスミン(茉莉)の名前から鴎外の愛情を勝手に推し量り、一気に飛躍してしまいました。
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