備えあれば憂いなし

あらゆる天災はいつ何時起こるか分からないですね。
私は8歳の時に宮城県沖地震(M7.4)に遭っています。
今回は仙台で震度5強でしたが、それと比較すれば当時の揺れは体感震度6以上でした。

当時の自宅(生家)は築200年以上の巨大な日本家屋でしたが、梁や柱が非常に頑強だった為に、建物自体に被害はありませんでした。が、中はあらゆるものが散乱していました。
一番ショックだったのは、自分のアップライトピアノが置いてあった所の床が抜け、ピアノの音が変調してしまったこと・・・。
誰一人ケガも無く無事だった中、唯一の負傷者となった「ピアノ」が可哀想でなりませんでした。
いつもは綺麗に澄んでいるはずの音色が、暗く濁った音に聴こえた時は、
ピアノが泣いてる・・・と私まで泣きそうになったものです。

一昼夜に亘る停電と数日の断水がありました。
炊事が出来ない為、買ってきてもらった牛乳やパンを食べようとするのですが、幼い私は地震のショックで喉も通りませんでした。
そして、停電の中 夜通し繰り返される余震。

直下型と異なり、宮城県沖のような海溝型大地震の場合は、大地が広範囲に渡って大きく揺れていると分かるような、天地の大揺れ・・という恐ろしさがありました。
決して大袈裟ではなく、大地の揺れる轟音が空にまで轟くような、大振りの揺れが海溝型の地震だと私の中にはインプットされていて、地震があるたびに、その揺れが宮城県沖地震か否かを判断する目安になっています。
未だに、あの信じがたい烈しい横揺れと轟音の記憶を思い起こすと胸の辺りがゾッとします。

いつ何時起こるかも知れない大地震。その巣窟の上で生活していることを私たちは忘れがちですが、出来る限りの備えはしておくべきと改めて痛感しています。
生活用水を汲んでおく。数日の食糧の備蓄。連絡ツールの確保。
自宅内の危険個所の補強。避難ルートの確保。その他もろもろ。

人間は、何と微かな安全の上に生活しているんでしょう。
危機意識が低下している時に、まるで警鐘を鳴らすような激甚災害があると、日頃平和ボケしがちな自分も少しは目を覚まさねばと思ってしまいます。

大地震に備える FNN
防災用品一覧 Wikipedia


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