愛と哲学

昔、親しくしていた男性から言われた言葉で、今でも忘れられない名台詞があります。

 『 あなたの中の "わたし"を信じなさい 』

注釈すると、『君の中にある〈僕〉を信じなさい』ということ・・・。
その人の愛を信じることが怖かった私に告げた、彼の究極の一言でした。

普段あまり触れませんが、私は昔から、人を愛するたびに様々な苦悩を抱えていました。
10代の恋から既に、「なぜ出逢ったんだろう」「どうして自分が存在するんだろう」
「自分達の関係はどう捉えて生きればいいんだろう」の疑問の嵐でした。
そもそも哲人や仙人のような「妙に深い人」とばかり縁があったせいか(笑)やけに哲学的な疑問を多く感じながら成長したんでしょうね。

例えば、「運命的」な関係を、現実にイーブンな形で生かし続けるには、双方の信念のみが頼りということを10代頃から気付いていて、それが「自分と相手の存在理由」や人の「意識・無意識」のベクトルの違いへの大きな問い掛けに繋がっていました。
当時から、運命というものは業(カルマ)と紙一重だと感じていたのです。

珈琲のエスプレッソのように、自分の中の全エキスが完全に絞り出されるもの。
それこそが、「運命」。
善悪や正邪を越えて存在する、人生に不可欠な出来事。
私にとって、愛と哲学は完全にイコールでした。

そもそも、昔から年上とばかり縁があったので、複雑な恋が多かったんでしょうね。
その度に、自分と相手の心理分析を大学ノート何十冊にも亘って綴っていました。
(因みに主人のことを分析したノートは一冊もありません・・・[:あせあせ:])
これらの分析ノートは多分50冊近くあります。
当時は併せて夢日記も書いていたので、その考察も合わさって膨大な量の心理分析を、学校の勉強そっちのけで書きまくっていました。あの異常なエネルギーが学問に向いていたら、今頃それなりの堅い仕事に就いていたのでは?と思うほど。
でも、心理学や哲学に関わる諸々の認識は、あれで培われたと確信しています。

私のリーディングの根本には確かにスピリチュアルなものもありますが、それ以前の人間観察と分析・洞察は、おそらく〈愛と哲学〉に基因するかも知れません(大袈裟!!)

その点、私は出逢いに恵まれていました。みんな(妙に)深い人ばかり・・・。
彼らは今、独身。長い時を経てた今、〈友〉であり続けられる(妙な)彼らに感謝。

でも、『あなたの中の 私を信じなさい』と偉大な名言を述べた彼から、
「…何を言ってたか、憶えてない…」と言われた暁には、(そんなもんだよ人間なんて・・・)と、オヤジのような溜息をついて、人生の儚さを憂いました・・・(涙)

いや・・・フツー絶対、覚えてるでしょう!?
淋しいなぁ、まったく(笑)
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2 Comments

R  

No title

しみる名言ですなぁ~!素敵!レアさんの恋バナとか旦那さんとの馴れ初めとか聞いてみたいでっす。仙台に行った際には、オプションで聞かせて下さーい(笑)

2008/09/03 (Wed) 19:18 | EDIT | REPLY |   

峰レア  

No title

Rさん、もう時効かなと思っても、こういうネタは照れますね~。
ただ、旦那との馴れ初め話は、全くロマンが無いですよ!(笑)
友達から始まった、友達夫婦ですからウチは。

2008/09/04 (Thu) 23:31 | EDIT | REPLY |   

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