魂のアリア

ツリーと天使

今日は午後少し時間が空いたので、いつもの場所へコーヒー飲みに行きました。
辺りのお店を覗いてみたら、可愛いツリーを発見。
一足早いかな・・・と思いながら、サロンの隅に飾りました。
小さな天使も一緒に・・・

ところで私は、目的がなければTVを見ない人。
色んなところから雑多なニュースを見つけるわりに、ブームやお祭り騒ぎ的なものに疎かったり意識的に距離を置いて眺めている偏屈さがあります。

こないだ、たまたまYouTubeの自分のチャンネルのFavoritesにある、パバロッティのフィルム ("Nessun dorma" 誰も寝てはならぬ)を観ていたら、右下の関連サムネイルに何となく見覚えのある男性が映っていました・・・
ポール・ポッツ氏でした。

その劇的な人生を、日本のTVが第一報としてサラッと伝えた時に関心は持ったのですが、その後のメディアの勢いに引いてしまって、ジックリ見る機会を失っていました。
無名の人物を大々的に取り上げて大騒ぎするメディアが好きになれなくて・・・

その時のドキュメントがYouTubeにあるのを初めて知り、サムネイルをクリックしました。
それも、あのパバロッティの "Nessun dorma"を観た直後に・・・

オーディションでのポッツ氏の歌が始まって、直ぐに目頭が熱くなって来ました。
メディアを避けていた自分を悔やみました。
オペラのアリアを聴いて、あれほど魂を揺すぶられたのは初めてでした。

ステファノやパバロッティなど、偉人達の様々なアリアを聴いて「凄いなぁ」と感じ入ることはあっても、感極まって涙が噴き出すようなことはありませんでした。
しかも "Nessun dorma"はたまたま訳詞も知っていたので、無名だったポッツ氏があのオーディションに込めた想いが歌詞とシンクロして、なおさら鳥肌が立ちました。

 誰も寝てはならない・・・
 誰も私の名前を知らない、知るはずもない・・・
 闇が去ったとき、私は名を告げる
 夜よ消え去れ、星たちよ姿を隠せ
 夜が明ければ、私は勝つ
 

ポッツ氏は、あのオーディションで、長い間待ち望んで来た夜明けを願い、
渾身の想いを込めて歌い上げたのでしょうね。
どんな苦難があっても、たとえスポットが当たらなくとも、好きな道を諦めずトレーニングを積み上げてきた人が、一世一代を懸けた時のすさまじい説得力。
プロデビュー後の歌声を聴いても、ポッツ氏の歌には優しさと力強さと、歌の賛美そのものを感じます。
そして、人間の歌声というのは本当に素晴らしいな・・・と改めて感動しました。

YouTube "Paul Potts sings Nessun Dorma"(Britain's Got Talent 2007予選)
YouTube "Paul Potts Semi Final winning performance "(準決勝)
YouTube "Paul Potts Britain's Got Talent FINAL"(決勝)

MySpace.com "Paul Potts"
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2 Comments

principessa  

No title

そう。この人。イギリスのオーディション番組のやつですよね!私もTVで一回だけ見ただけなんですけど、
TVの前に立ち尽くしていました・・・。

感動して本当に泣きそうになったし鳥肌もたったし、
こういう一生懸命で実力のある人が表に出て認められて本当に嬉しい!!!と思いました。
今また見させてもらいましたが再び感動しました。
ありがとうございます。

2008/11/12 (Wed) 20:09 | EDIT | REPLY |   

峰レア  

No title

確か一年前か今年の始め頃でしたよね。
海外からの吃驚ニュース的に紹介されたのを見て以来、気にはなっていたんですが、
遅ればせながら、ようやく今回ちゃんと見れて・・・本当に感動しました。
勇気と感動を与えるとは、正にこのことですね。
彼の才能も努力も実力も、全てが最高の形で報われて、本当に良かった。

でも世の中には、チャンスに恵まれない本物が沢山いるのでしょうね。
そういう意味でも勇気と希望を与える人ですね。

それにしても、何度見ても感動してしまいます。
彼を支え続けた奥さんにも感動しました。

2008/11/13 (Thu) 00:13 | EDIT | REPLY |   

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