R.I.P

1983年は、洋楽シーンがどっと賑わいだ年でした。
ある日、いつもの小林克也さんの洋楽番組 "Best Hit USA"の放送開始とともにTVの前に正座。

「今夜は、『スリラー』をノーカットで放送いたします!」
その嬉々とした声に、胸躍らせた私(当時14歳)。
翌日、洋楽友達と顔を合わせるなり、「きのう、見た!?」 「見た見た~!!」
・・・・本当に、幸福な時代でした。

そして大人になり、ソウル熱が悪化の一途を辿るある日のこと。
大好きなAshford & Simpsonの曲で、マービン・ゲイとタミ・テレルの代表曲
"Ain't Nothing Like the Real Thing"をYouTubeで検索していると、
Jackson5によるカバー音源の映像を発見。
Ain't Nothing Like the Real Thing / Jackson5

それを見た時、なぜか涙が溢れて仕方ありませんでした。
大人の切ない恋を唄う、弱冠14歳のマイケル・ジャクソンの澄み渡るような歌声。。。
そこに勢ぞろいした兄弟達の和やかな表情。

その死を実感するにつれて、遣る瀬無い想いが込み上げるのは何故だろう。

湯川れいこさんが語った印象的な逸話_
当時20代のマイケルが、『自分は、一皿のスパゲティのような存在に想える・・・
上から沢山の手が伸びてきて、スパゲティを一本ずつ吸い上げていく。』と語っていた、という話。

その苦悩は、今回の訃報を受けた一部のマスコミの取り上げ方に、不世出のエンターテイナーへの畏敬が殆ど感じられなかったことで痛感。。。
スーパースターである前に、一人の人間なのに。

幼少期のデビューから今日に至るまでの道のりで、何を感じ、何を願っていたか
少しでも感じ取っていた人は、意外に少ないのかも知れない。。。
人種差別の壁を越えて愛されたことの代償は、測り知れない。
かくいう私も、今まで感じたことのない、遣る瀬無い気持ちで一杯です。

Rest in Peace.

≪コメントを頂戴した皆さまへのお詫び≫
せっかくコメントを頂いておりながら、何故かこの記事へ返信が反映されずにおりました。
大変申し訳ありません(__)
調べてみたところ、ブログ元のシステム不調が生じているようです。

>ミーさん
スターの背負う宿命なのかも知れませんが、それにしても
あのようなカリスマは、もう二度と現れないかも知れませんね。
そう考えると、非常にさびしいものがあります。
スリラー時代は、物差しのように計れて面白いですよね!
年と取ると、あまり年齢差を感じなくなるのに、
若かりし頃の一歳の重みの、すごいこと。
因みに、うちの旦那は、スリラー時代 21~2歳でした。。。

>Rさん
やはり、やはり踊ってましたか!?
スリラー時代は(おそらく)ランドセル少女だったかもですね。
私は、リアルにアナログ時代の洗礼を受けていたので、スリラーもWジャケット持ちです。
まるでベスト盤のようなアルバムだったのを憶えています。

>モンスターゼロ様
こちらこそ、本当にご無沙汰しており申し訳ございません!
マイケルのブログ記事、拝見しておりました。
デビューアルバムの表情の愛らしさ。。。
先日、自宅にあったエド・サリヴァン・ショーDVDで、Jackson5時代のマイケルを偲びました。

「同級生」の響き!なんとも遣る瀬無いですよね。
あのような世紀の大スターは、マイケルで最後かと思えますね。
そう想うと、同時代を生きていたことも不思議に感じます。

マイケルが、JBと共演していたフィルムを観ました。
心からリスペクトしていた様子を感じて、グッと来ました。
マイケルを含め、ソウル界の大スター達が次々に昇り、
天国は超満員になっているでしょうね。。。
そして、追悼式の、あの顔ぶれ。。
マイケルの存在の大きさを改めて実感しました。。

合掌 

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3 Comments

ミー  

No title

スーパースターはどうして短命なでしょうか・・・
まだ信じれません
金曜の夜あるお店に出かけたらマイケルの曲がかかってました
泣いてるお客さんもいました
とろこでレアさん・・・
83年は14歳だったのですね(若っ)
私は浪人中でした・・・


2009/06/28 (Sun) 21:29 | EDIT | REPLY |   

R  

No title

新曲が出る度にCDを流しては、歌詞カードを読みふけってみたり、踊っていたあの頃。絶対的な存在感。彼の魂がスターとして色んな光を浴びていた鎧から解放され、どうか温かく柔らかい光にありますように。。

2009/06/28 (Sun) 23:20 | EDIT | REPLY |   

モンスターゼロ  

No title

レア様

たいへんご無沙汰しておりますがお元気でしょうか?
「100年に一度云々・・・」と言われている昨今ですが
100年はおろか、1000年に一度出るか出ないか!?と
思しき、マイケルの死!

急逝の夜、フジテレビで緊急特番を放送したのには
ビックリしましたが、緊急過ぎて視聴率も9.8%と言う
低さ!数字など関係ないですが、アメリカはもとより
世界中にファンを持つ彼ですからこの悲しみから立ち
直るには相当な時間を要することでしょう!

不肖このワタクシ、マイケルと“同級生”でございます。
普通に存在していることが当たり前ゆえ突然の訃報を耳に
しても、いまだピンと来ないのが実感です。

昨夜も、録画しておいた緊急特番を観、スリラーのノー
カット版を観た後、即行で御大ジェームス・ブラウンの
1968年ボストンでのライヴDVDを拝観し、マイケルが
いかに影響を受けたか!?をあらためて確認しつつ涙腺が
緩んでしまいました。

きっと今頃は、御大JB やレイ・チャールズに迎えられ天国
で歓迎コンサートの真っ最中でしょうね!

2009/06/30 (Tue) 08:49 | EDIT | REPLY |   

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