出羽詣り


14日の仙台は、遂に長かった梅雨が明けたような夏らしい晴天でした。
「今日、御山(おやま)に行って来るから。」の両親の一言で、おチビさん共々便乗。
山形の出羽三山神社へ行ってきました。私個人は、かれこれ四年振り。

出羽三山(羽黒山・湯殿山・月山)は言わずと知れた修験道のメッカですが、
私の家系は少なくとも400年前から代々、出羽修験に関わっていた一族。。。
杉の根
そのせいかは分かりませんが、先祖代々家督の名前には 「 齋 」 の字が使われて来ました。
私の父もそう。祖父もそう。代々、名前には「 齋 」が継承されています。
家督として、神聖な役目(講中)を担う者・・・という引導の意味があったのでしょうか。
でも今は既に講中の大先達も引退して、家族で気軽に訪れています。

というわけで、父は完全にガイド係(写真左端)。
広~い羽黒山一帯を縦横無尽に歩くから、こっちは疲れます。

「 月山の頂上で祖霊に会える・・・」 と、父は言います。
修験道特有の信仰が身近にあるのは、不思議な感覚。

これが出羽三山を一カ所に合祀した三神合祭殿。
この巨大な茅葺屋根は、いつ見ても圧巻。

鳥居の手前には、出羽三山を開いたとされる蜂子皇子(崇峻天皇の子)の墓があります。
ここは宮内庁管轄区域で一般人は入れませんが、二人の行者さんが修行中でした。
夏場やお盆中は特に、出羽には白装束の行者や参拝客が増えます。
ここ暫く、この様な世界から遠ざかっていたので、なかなか新鮮。蜂子皇子の墓
修験道は、日本古来の山岳信仰。アニミズム思想が母体です。
古来より、天地自然に神が宿ると感じていた、日本人のプリミティブな精神性。
身近に見ていると、修験道は宗教というよりも、「 精神 -spirits- 」だということが分かります。

帰りは最上川沿いで、久しぶりに鮎の塩焼きとご対面。勿論、片手には缶ビール。
(実はこれが楽しみだったのか?)
仙台に着いたのは夕方。西の空は綺麗に焼けて、遠くに蔵王連峰のシルエットが見えました。
この蔵王も古代は修験道のメッカ。
私にとっても、かなりspiritualな御山です。

Related Entries
  • COMMENT:0
  • TRACKBACK:0

0 Comments

Post a comment