anytime anywhere~Jesse Ed Davis

どんな音楽好きでも、今はコレを聴きたい気分…とか、今はコレは聴きたくない…とかいう感覚がある。
でも、稀に 《 いつでもどこでもOK 》 な、特別に肌に合う音楽もある。
私にとって、これほどまでに心地好く、これほどまでに《 素の自分 》でいられる音は、
もしかするとこのアルバムを置いて他に無いような気がしている今日この頃。。。
しかも今日は、このアーティストが生まれた日なので、記念に書きます。

ジェシ・デイヴィスは70年前後に活躍した名バイプレーヤー的ギタリスト。
雰囲気からも分かる通り、生粋のネイティブ・アメリカンです。
特にこの1stアルバム(1970年)は、参加アーティストも個人的に大好きな、お馴染みの面々。
レオン・ラッセル、ジョン・サイモン、エリック・クラプトン・・・等など。
レオン・ラッセルと同郷(オクラホマ)で、アメリカ南部の音楽的原点回帰~
スワンプ・ロックの麓にいた人物です。

南部のブルース、ゴスペル、R&B、カントリーの要素をたっぷり含んだ、
とても泥臭く、素朴で、とてつもなくソウルフルな音。
やっぱり、アメリカ南部の音に癒やされる私。(なぜに?)

このアルバムのジェシ・デイヴィスという人から感じるテンションは、
決して高いわけでも、低いわけでもなく、至ってニュートラル。
その上、一定したほろ酔い気分のような、心地好~い気だるさが全体に漂ってて、
喧騒の中にあっても、静かに独り機嫌よく微笑しているような雰囲気が最高。
これが自分でも驚くほど私の日常のテンションに合うようで、聴いていて凄く気持ちイイ。
自分らしく居られることの幸福感を感じさせてくれるアルバムです。

計算しつくされたカッコ良さとは対極の、全く意図してない(と思われる)、
完璧を目論まない素のままのカッコよさがこのアルバムにはギュウギュウに詰まってます。

先日Oさん伝に、「 こないだ 長崎さん(Peter Pan 店主)が 『自分が無人島に持ってくなら、ジェシ・デイヴィスのファースト…』的な感じのこと言ってたよ・・」 と聞き、なんか嬉しくなりました。
こちらは、ジェシがソロデビュー前までバックメンバーとして参加していた Taj Mahalの映像。
この曲はカッコいいです。 
ジェシは1944年生まれ。1988年に亡くなって、今年で22年が経過。
今日は生誕66周年に当たります。。。全てゾロ目だわ。

セッション・ギタリストとしてのジェシは、ジョン・レノンやリンゴ・スター、クラプトン、キース・ムーン、レオン・ラッセルの他、日本人では井上陽水さんのアルバムにも参加しているそうですが、晩年は、スー族の詩人の朗読ライブで演奏していたそうです。
それを録音したカセットテープを絶賛したのが、ボブ・ディラン。
その音源が聴きたくて仕方ないワタクシでした。

Related Entries
  • COMMENT:2
  • TRACKBACK:0

2 Comments

Principessa  

No title

確かに不思議な心地よさっすねー。
なんでしょう。ノリノリで踊れるのにでも同時にリラックスしてお茶でも飲めそうな・・・うるさくない。。。バランスがいいのかなあ。
こういうジャンルの曲でポールやってる人みたことないからやったらおもしろそ(w あ、でもファンに失礼かな(笑)

2010/09/21 (Tue) 20:10 | EDIT | REPLY |   

峰レア  

No title

>Principessaさん
お返事が遅れてスミマセーン!
このアルバムはYouTubeにもアップされていないんですが、
Jesse Davisのかなりルーズなボーカルも、私には超ツボです。
バックの面子は申し分ないし、こういうアーティストの曲で
ポールダンスってのは、かなりカッコイイ気がする。。。
是非お試しください!

2010/10/13 (Wed) 21:02 | EDIT | REPLY |   

Post a comment