震災後、最も感動したニュース

時間が出来たら書きたいと思っていたこと。
震災後、最も感動したニュースについて。

震災の被災地への救援活動の模様、
福島原発の現場から更新された19歳の少年のブログ記事、
数々の胸が震えるニュースの中、最も深く感動したのは、
日本文学研究の第一人者 ドナルド・キーン氏が
『 日本国籍を取って、日本に永住する 』と表明したこと。
『 私は、日本への感謝のしるしとして、日本の国籍を戴きたいと思う。』
『 今こそ、愛する日本への信念を表したい。 』

この最初の報道を知った瞬間、鼻の奥がツーンとして、ジワ~っと来そうになりました。

自分が人生で最も多感な文学少女だった10代の頃。
昭和の文壇に君臨する作家達に寄り添っているキーンさんの姿を、様々な本で幾度も目にしていました。
日本の文学に触れれば必ず知る存在と言えるほど、馴染み深い外国人という印象でした。
(特に三島由紀夫の傍にいらした写真を見る機会が多かった気がする)
日本文学・日本文化の神髄を世界へ知らしめた方。
コロンビア大での最終講義のテーマは、『 能 』だったんですね・・・。

世界的な天災と世界的な原発事故の国難に直面している日本に、
今だからこそ愛する日本に移り、晩年を日本人として共に生きよう・・と思う、
その心。
このタイミングに、本当に心から日本を愛しているのが改めて分かって
心の奥深~くで、静か~に感動を噛みしめている今日この頃でした。

 『 私は 「日本」という女性と結婚した。
   今回の震災では日本の誰もが犠牲者だと思うが、日本人は大変優秀な国民だ。
   今は大きな打撃を受けているが、未来は以前よりも立派になると信じている。

   ドナルド・キーン 』


ありがたいですね・・・。
そして、「 おかえりなさい 」 と申し上げたいです。


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2 Comments

elissa  

No title

本当にありがたいですね。

2011/04/28 (Thu) 21:24 | EDIT | REPLY |   

峰レア  

No title

>Elissaさん
まったくですよね。
外国人が次々と国外退避した最中、
この出来ごとは、ありがたくて涙ものです。

2011/05/01 (Sun) 18:15 | EDIT | REPLY |   

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