日本海へ

連休中、どこに行くか悩んだ挙げ句、
そう言えば我が家の子らは日本海を見た事が無いわと思い、お隣り山形県は酒田へ向かうことに。
何故なら私はこのところずっと、鳥海山が見たかったんです。凄く不思議な空気を感じて。
海まで裾野が広がる2200m越えの山って神秘的。

私の住む地域は太平洋に近いので、酒田までは列島を横断する形。
仙台から山形市内までは高速で1時間ちょっと。なので、山形市から酒田までは直ぐだろうなんて考えは、かなり甘かった。
仙台平野育ちの自分達は、山形の地理も平面的に直線で結んで考えていたんです。
でも、山形市から酒田まで向かう山形自動車道は、月山や湯殿山などの壮大な山越えがあった。。
あの幽玄な山々を縫うように走る道は標高も高く、大地よりも天の近くを車で走っているような、
まるで山の洗礼(試練)を受けるような、現実離れした感覚があります。

何とか酒田へ到着した頃、ずっと耳が詰まっていた子らはグッタリした様子。
でも、『待っててね、もう少しで日本海が見えるからね。』と胸躍らせる私。
しかし、到着したものの、子らのテンションは一向に上昇せず。。主人も(久々に見る海に)引き気味。
海岸へすら近付きたがらない人達。
ここで初めて、津波が残した見えない爪痕を認識したのでした。。。
私はというと、震災当日は実際に津波の裾野を目撃したものの、
日本海なら大丈夫(近付ける)かも…という想いがありました。
事実、私個人は不思議な安らぎを感じたんですが、子らは『日本海を見れたのは嬉しい。でも…』
沿岸からは一刻も早く離れたい…という様子。

津波の影響は想像以上でした。
でも、、、港近くの市場へ着くと恐怖心よりも食欲が勝ったジョーは、鮪の中とろ丼(大盛)を一気に完食。
それを見て、ちょっとだけ安心した私。。

いつか、海が怖くなくなるといいね。。

次回は鳥海山をゆっくり眺めて来たいものです。


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2 Comments

オヘンジ・ペコー  

No title

海よりは山派の私ですが、
日本海方面を特急列車で見ていると、とても不思議な気持ちでした。
最近はずっと見ていませんが、どんどん色が変化していって。

いつかまた海が好きな気持ち、海に近づいていきたい気持ち。
みんながそう思える日が来ると良いですね。

海とは違いますが薬がなくて大変だったので、今は全部持ち歩いています。
そういうのも、だんだんなくなっていってほしいです。

2011/10/16 (Sun) 19:14 | EDIT | REPLY |   

峰レア  

No title

>オレンジ・ペコーさん
日本海は不思議な懐を感じますね。
もっとそれを満喫したかったんですが、次回までは恐れも癒えていることを願います。

震災直後、真っ先に出向いたのはドラッグストアでした。
洗面台の戸棚にあった歯ブラシが全て床に落ちていたもので。。。(笑)
その時、鎮痛剤や胃薬、風邪薬などの置き薬を買い込みました。
次いつ買えるか分からない・・・という状況でしたよね。

私も震災以降、出掛ける時のバッグの中にはアウトドア用の小さな懐中電灯とミネラルウォーターのミニボトルを入れて持ち歩くようになりました。

2011/10/18 (Tue) 22:37 | EDIT | REPLY |   

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