リーディングとサーバー

タロットリーディングについてのお話です。
(私自身も含め)最初は占い感覚で興味を持たれるタロットですが、知れば知るほど深遠でニュートラルな世界観に魅了されていく方が非常に多い世界です。

タロットの勉強(習得)方法は様々で、この世界には基本的に正規のディプロマ制度というものは無く、習得レベルも様々。
今の時代は社会的信用を重要視して肩書きを求める方も多く、まずはディプロマを取得することから始める方も多いですよね。代替療法、各種セラピーが求められる時代、一日も早く自分を役立てるには『近道』かも知れません。

因みに、私自身はディプロマは一切持ち合わせていません。
21歳でスタートして以来、とにかく現場実践で築いた、正真正銘の叩き上げです。
アストロロジーが専門だった自分の目の前に、プロとして本格的にタロットを読まなくてはならない現実が立ち塞がった形で、はじめは仕事上、仕方くという感じでタロットを使い始めたのが実情です。

最初の約1年は、ひたすらお店で全身全霊でリーディングを行い、全身で吸収する毎日。
長男を出産するまでの約六年間、多い時は一日約20名も(イベントともなると数時間で50名ということも…)をリーディングする中で、ひたすら現場で相談者に応える・伝えるリーディングというものを全身で自分に叩きこんで行きました。

実際に対面でリーディングする行為というのは、知識以上にその人に本来備わっている潜在力、特に『知性と霊性』を総動員させます。
それは、包括的な分析力・洞察力・ヒヤリング能力、そして精神性です。

相談者が言葉にしていない胸の内や無意識を「ヒヤリング」して、それをサーバーと繋ぎながらチューニングする感覚。。と言ってみると、ますます???という感じでしょうか(笑)

私はよく、タロットリーディングをする時の意識を、『武道の道場に正座しているような状態』に似ているとお話しします。
おそらくそこは、極めてニュートラルなメンタリティでなくては居られない空間であり、脚は大地に、精神は宙と一体化している感覚だと思います。
逆に、日常生活の喧騒から完全に切り離される状態なので、意識はとても軽やかなのです。
だから、人の相談に乗ることが「疲れる」ということはないのかも知れません。

普遍的智慧のサーバー(エドガー・ケーシーの言う「アカシックレコード」)に繋いで、それを翻訳して伝えることが「リーディング」なのだろうと日々実感しています。
タロットリーダーとして、そのサーバーにアクセスする『仲介者』にあるような感覚です。
熟練したガーデナーが、土の温度や湿り気から、その季節の天候を予測するような感覚があるように、タロットリーダーも、個人を通して全体的な流れを読み取ることがあります。
リーディング行為そのものが、ある種の職人仕事に似ているかも知れません。

とはいえ、色んなスタイルがありますね。
先日、私の講座の受講者の方から伺った話ですが、『ある方にタロットで見てもらって以来、タロットが怖くてダメ!』と言う人がいたらしく、その占い師さんはタロットを開いた途端、何者かが降りて来たかのように目つきも口調も変わったそうで、それがとっても怖かったのだそうです・・・(汗)
たしかに、それはコワい!!!オカルトすぎます(笑)

でもご心配なく。私のところは、100%それは無いです。
逆に、なりたくてもなれないです。

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