アウトレイジ

昨日、またまたアウトレイジ ビヨンドを観て来た。
これで4回目。。いやぁまったく、面白い。

観るたび感じる素朴な疑問&感想。
『大友は、あんな大物がバックにありながら、なんで池元の所なんかに居たんだろ?』

でも、そもそもああいった世界の『「兄弟」や「親子」の負の部分』と『「仁義」の美学』が混在する矛盾が、徹底的に厄介なものを生み出しているのかも。
あの世界は、直感的かつ合理的な理由だけで動けない社会になっている。
しかも、常にそこには 『 義 』 と和合を重んじる大綱がある。
しかし、個人の義、兄弟の義、組の義、それらが常にイーブンでは無い。
『 正義~義 』の、普遍的で不条理なテーマが常に浮かび上がる。

アウトレイジは、作り手の感情・感傷を一切挟まず、その部分を淡々と徹底的にあぶり出す。
だから、すごく面白い。



【追記 : ネタバレ少々】
ビヨンドで面白いなぁと思ったのは、木村が大友を誘って花菱会の盃を貰いに出向いたシーン。
あそこで関東vs関西の舌戦があるけれど、舌戦はともかく、もしも自分が西野(花菱会 若頭)の立場なら、あの場では西野と同じことを言った筈だし、もしも自分が中田(花菱会 若頭補佐)なら、やっぱり中田と同じことを言ったと思う。
で、自分が大友なら、同じくあの場では、『木村、もうイイよ、帰ろう!』と言ったと思う(笑)
皆それぞれの立場を踏まえれば、それぞれが当然なことを言ってるのが面白い。

でも、、自分が木村なら、、?
あの舌戦中に、ああ出来たかは分からない。。
(いや、絶対に出来ないはず。。)

面白いことに、アウトレイジ2作品通して、一貫して自分なりの筋を通し続けたヤクザが、木村だ。(1作目で悪いことはしてるけど)
だから、木村が絡むシーンはアウトレイジ ビヨンド内で唯一、抒情的に感じるのかも。。



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