アリオリ駅

明日はもう大晦日ですね。そんな仕事納めの今日、何を書くのかと思いきや、
話し始めたら恥ずかしいほど止まらなくなるソウル話で、すいません。

デニス・エドワーズがリードを取っていた70年代テンプスで時間を止めていた私も、
ここに来てようやくアリオリに開眼。
遂に、アリオリ駅に降りました。

Ali "Ollie" Woodson(1951-2010)
彼が居なければ、テンプテーションズは70年代で終わっていたかも知れない。
私より10歳以上も年上のソウル諸先輩方の話の節々から、
『テンプスの歴代リード・シンガーで最も好きなのは、アリ・オリ。』
という声が非常に多い現実をつぶさに感じて来ました。
でも私は、それを個人的に避けて来たんです。

何故なら、、、、
私のアイドル Eddie Hazelが、Funkadelicから離れてモータウンのセッションギタリストに栄転(?)を果たし、
そこで参加したアルバムが、テンプスの『A song for you』(‘75年)だったわけで、
私にとってみれば、この上なくジャンキーな馬鹿息子がこの世に遺してくれた記念すべきテンプスの名盤!
・・というように、それはもう愛おしくて愛おしくて仕方なかった。。
そんな感傷も手伝いながら70年代のテンプスを聴いてきた私も、80年代のテンプスは全くと言っていいほどご縁が無かったというか、逆に触れられなかったのです。
時代も時代で、ソウルには逆風がキツい時代だったこともあり、好きなだけに近付くのが怖かったんですね。。

それは大いに未熟なだったと反省しました。
諸先輩方がアリオリを愛する理由が、やっとやっと分かった今日この頃なのです。
私もちょっとは大人になったのかな・・?

ある方がブログで、
「アリオリの歌声は、もはや一個人の発するようなものを遥かに越えていて、
雷とか、雨とか、太陽とか、、自然現象のレベルに達している」
、、という感動的な素晴らしい表現をされていたのですが、
後々になってそれを実感した時は思わずウルっと来てしまいました。

しまいには私、ホロスコープまで作りました。アリオリの。
とても印象的でした。
一個人のエゴを越え、歌うことに全てを捧げていたと思える姿。
人間のあらゆる感情と、それを越える愛と赦しを持ち合わせた姿。
天性の神父のような魂を持っていた人だったのかも知れない。。。

でも歌う時のアリオリは、思いっ切り流し目です!(笑)

アリオリの熱唱には、どうしようもないほど大きな大きな愛を感じるんですね。。。
それも男女の愛を越えた、超然とした、無条件に人間を包み込むような愛です。

塩辛いしゃがれたハスキーボイスから跳び出すハイトーンのスクリーム。
声域の広さは、男性ボーカリストの中でもトップクラス。
でも、何なんでしょう。それだけじゃない、この人の魅力。
人柄なのかな?
直接、アリオリと交流を持っていた方々のブログから偲ばれる、その人柄。
気取らない性格で人懐こく、誰とも仲良くなれてしまう懐の深さと優しさ。
どのエピソードからも、凄くチャーミングで紳士的でスマートな印象を与えるアリオリ。

今、すごく後悔してるんです。
生で聴きたかったソウルシンガーだな、、と。

↑ 私がハートを鷲づかみにされた曲、「Special」。
アリオリ、流し目全開です!!(笑)

↑ こちらはアリオリ 唯一のソロアルバム。
年明けにCDが届くので、もう今か今かと楽しみで仕方ない。
とてもとても大音量では聴けないほどの恍惚さと神聖さに満ち溢れたバラードばかり。
YouTubeの音源をヘッドフォンでほんの少し聴くだけで、
うぉぉぉーっ!コレはとても危険だ!と紅潮してしまう歌ばかりです(笑)


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